[02 比較] ニーチェアXは、どれを選ぶと後悔しにくいのか── X・ロッキング・80を、同じ前提で並べてみた

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ニーチェアXは、どれを選ぶと後悔しにくいのか

ニーチェアXが気になって、
少し調べ始めると、
「ニーチェア ロッキング どっちがいいのか」
「X80と迷っている」
そんな検索ワードが、いくつも並びます。

作業に向いているのはどれか。
7畳の部屋でも圧迫感は出ないか。
揺れるロッキングは、落ち着かないのではないか。

どれも評判は悪くなさそうで、
だからこそ、
あとから後悔しない選び方が、急に分からなくなる。

このページでは、
「どれがおすすめか」を決めるのではなく、
どんな前提なら、どれが残りやすいのかを並べ直します。

自分がどこで迷って、
どこで条件が揃ったのか。

その思考を、
同じ土台で一度だけ整理してみた比較ログです。

比較に入る前に、前提をひとつだけ揃える

先に、
ひとつだけ整理しました。

ここでは、
価格も、性能も、デザインも、
いったん横に置いています。

そのうえで、
自分の中で引っかかっていたのは、
このあたりでした。

  • 作業の椅子として使いたいのか。
  • ちゃんと休むための椅子なのか。
  • それとも、「何もしない時間」を切り分けておきたいのか。

この前提が曖昧なままだと、
比較は、だいたい途中で疲れます。

自分の場合、
最後のひとつだけが、
ずっと引っかかったままでした。

同じ前提で、X / ロッキング / 80 を並べてみる

ニーチェアX(エックス)

最初に目に止まったのは、
やっぱりこれでした。

極端なところがなくて、
部屋に置いたときの姿も、
わりとすぐに想像できる。

作業と休憩を、
同じ椅子で行き来するなら、
たぶん、いちばん無理がない。

正直、
「これでいいのかも」と
何度か思いました。

ただ、
もう一歩だけ踏み込もうとすると、
手が止まる。

この椅子に座って、
どんな時間を一番長く過ごしているか。

そこを考え始めると、
言葉が出てこなかった。

悪くない。
むしろ、よくできている。

だからこそ、
これに決めた理由を
自分の中で言い切れなかった。


ニーチェアX ロッキング

揺れます。

最初に引っかかったのは、
その一点でした。

作業のことを考えると、
正直、向いていなさそう。
そう思ったのも事実です。

それなのに、
考え直すたびに浮かんできたのは、
映画を流している時間や、
音だけかけて、何もしない場面でした。

この椅子に座るときは、
何かをしようとしない。
そう決めてしまったほうが、
かえって自然な気がした。

その前提で考えたとき、
揺れは、気になる点ではなくなった。

くつろぐため、というより、
時間の使い方を切り替えるための椅子。
そんな位置づけが、
自分の中では一番しっくりきました。

何度条件を並べ直しても、
この場面だけは、
なぜか最後まで消えませんでした。

ニーチェアX80

背筋が起きます。

座る、というより、
少し構える感覚に近い。

作業との相性は良さそうで、
目立った欠点も思い浮かびませんでした。

条件だけを並べれば、
最後まで残ってもおかしくない椅子です。

それでも、
夜に照明を落としたあと。
映画をかける前。
特に何も決めずに腰を下ろす場面。

そういう時間の中に、
この椅子が置かれている自分は、
あまり浮かんできませんでした。

数字や条件だけを見れば、
X80はかなり合理的でした。

3つの中ではいちばんコンパクトで、
価格も少し抑えめ。

7畳ほどの部屋で使うことを考えたら、
「一番合っている」と言われても、
たしかにそうだと思います。

それでも、
最後に選んだのはロッキングでした。

幅も取るし、
価格もいちばん高い。

条件だけで考えれば、
わざわざ選ぶ理由は、あまりありません。

それでも、
夜に椅子を置いた部屋を想像したとき、
何も決めずに腰を下ろす場面だけは、
ロッキングのほうが、はっきり浮かんだ。

合っていそうな椅子、ではなく。

そこに“残ってしまう椅子”を、
自分は選んだんだと思います。


価格で迷うなら、先に揃えておきたいこと

現在の価格は、
Xが59,400円、
ロッキングが62,700円、
80が57,200円です。

差は数千円ですが、
「揺れ」を選ぶかどうかで、
金額は少し変わります。

安い買い物ではありません。

だからこそ、
価格の前に、
どんな時間をこの椅子に預けたいのか。
そこだけは、先に揃えておいたほうが、
あとで迷いに戻りにくいと感じました。

高いかどうかは、
値段そのものよりも、
その時間が生活の中にあるかどうかで、
静かに決まっていきます。

7畳・ワンルームで使う場合

狭い部屋で使うことを考えると、
気になるのは奥行きと床への影響です。

ロッキングは揺れる分、
後方にスペースの余裕が必要になります。
ただ、ラグを敷くなどの床保護を前提にすれば、
7畳のワンルームで使っていますが、 椅子だけが浮くような圧迫感は感じませんでした。

逆に、
常に壁際に固定して使いたいなら、
Xや80の方が扱いやすい場合もあります。

この条件なら、どれを選ぶと失敗しにくいか

ここで、結論は出しません。

ただ、
自分が比較していく中で、
自然と頭に浮かんでいた条件は、
だいたい次のようなものでした。

ロッキングを想像しやすかった条件

  • 映画を観たり、読書したり、何も決めない時間がそのまま続くことが多い
  • 部屋は広くないけれど、落ち着ける場所をひとつ持ちたい
  • 椅子に座る時間は、何かを「する」ためというより、何もしないために使っていることが多い

逆に、

Xや80の方が自然な人もいる条件

  • 作業と休憩を、その都度はっきり切り替えて過ごすことが多い
  • 座ったときの感覚が、少しでも不安定だと気になってしまう
  • 椅子に座るのは、用事の合間の短い時間がほとんど

どれが正しい、という話ではありません。

自分の生活の中で、
どの時間を残したいか。

そこが違うだけで、
椅子の見え方は、思っている以上に変わります。


あとから知ったことですが、
メーカーの資料を見ると、
自分が感じていた違和感は、
だいたいこの位置関係に収まっていました。

※ WORK ↔ RELAX の中で見たときの、X / ロッキング / 80 の位置関係(公式資料より)

最初にこの図を見ていたら、
たぶん、ここまで迷っていなかったと思います。

でも実際は、
迷ったあとに見たからこそ、
「ああ、そういうことだったのか」
と腑に落ちました。


「似た椅子でいいかも」と思った人へ

正直、
「ニトリやIKEAのPOÄNGでいいんじゃないか」
そう思ったこともありました。

形も近いし、
価格を考えれば、そちらの方が現実的です。

それでも、
最後に考えていたのは、
値段や見た目の近さではありませんでした。

その時間を、
この先も、無理なく続けられそうか。

部屋に置いたまま、
使わない日があっても、
違和感なく戻ってこられるか。

安価な選択肢が悪い、というわけではありません。

ただ今回は、
「比べる」という気持ちに、
あまりなれなかった。

それだけでした。

次に進むなら

もし、
「自分の場合は、どこで決まるんだろう」
そこがまだ見えていないと感じたら。

自分がロッキングを選ぶまでに、
実際に迷って、比べて、
最後に残った条件を、
そのまま並べたページがあります。

無理に真似する必要はありません。

ただ、
「こうやって終わった判断もある」
ひとつの形として、置いてあります。

一方で、
ここまで読んで、
まだ少し引っかかりが残るなら。

無理に、
先へ進まなくても問題ありません。

自分自身も、
このあたりを行ったり来たりしながら、
しばらく決めきれずにいました。

比べて、戻って、
また眺めて。

その時間ごと、
選ぶプロセスの一部だったと、
今は思っています。

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